【YCCもこもこ香里園教室】応用行動分析って?その2

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2022.08.26

こんにちは!

少し外が涼しくなってきて、秋の気配を感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか?^^

 

さて、6月に応用行動分析について書かせていただきました。

今回はその記事の続きをお伝えできたらと思います♪

(気づけばもう8月も終わりですね~…ずいぶんと間が空いてしまい申し訳ありません!><)

 

 

 

想像してください…

 

野球の練習を終え、お家に帰ろうとしている「もこ雄くん」がいるとします。

 

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野球の練習を頑張ったもこ雄くんは、今とてもお腹が空いています。

お腹をぐーぐー鳴らしながら歩いていると、

おっと!コンビニの看板が見えてきました。

もこ雄くんはコンビニで唐揚げと肉まんを買って食べながら帰りました。

お家に帰ると、なんと夕食はもこ雄くんの大好きな焼肉!

しかし、唐揚げと肉まんを食べたもこ雄くんはお腹が満たされており、

大好きな焼肉をあまり食べられませんでした。

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この一連の流れを整理してみると…

 

A(きっかけ)・・・お腹が空いた状態

B( 行動 )・・・コンビニで唐揚げと肉まんを買って食べた

C( 結果 )・・・あまり焼肉を食べられなかった

 

と、なります。

 

もこ雄くん、ちょっと残念な結果になってしまいましたね(・ω・`)

 

 

それでは、このもこ雄くんの一連の行動に応用行動分析のテクニックを用いて介入し、B(行動)の変容を狙ってみましょう。

 

Aは自然現象ですので、どうも介入は難しそうです。

では、Bの段階はどうでしょう。

コンビニで買い物をする前のもこ雄くんに「お母さんに電話をして、夕食は何か聞いてみたら?」と一言伝えてみるとどうでしょうか。

 

おっと、どうやら未来(C)が変わりそうな気配がしますね~。

お母さんから『今日は焼肉よ』と言われたもこ雄くんは買い食いを止めるかもしれません。

 

それでもお腹が空いて空いて我慢できないもこ雄くん。

さらにこちらから「お金を貯めておけば、漫画が買えるね」と伝えてみましょう。

 

もし、これがうまくいくと

C(結果)・・・焼肉をたくさん食べて満足

になりそうですね。

 

そしてさらに、焼肉を食べて満足なもこ雄くんに「買い食いを我慢してよかったね。えらいね」と伝えてみましょう。

今後、同じような状況になったときにもこ雄くんは買い食いを我慢できるかもしれません。

だって、我慢をした結果、良いこと(メリット)があったという経験をしましたから。

 

そう、応用行動分析を使うと、B(行動)を変容させたり、さらに強固なものにできるのです。

今回のお話では、BとCに介入をしましたが、場合によってはAに介入することももちろん可能です。

 

今回お話した内容はあくまで1例ですが、人間の行動パターンは大体ABCに分けることができます。

ご自身の行動を振り返って、ABCに当てはめてみるのも面白いですよ♪

 

次回は今回の記事を踏まえた上で、さらに楽しくお勉強してみましょうか

(・ω・)ノ

ではでは!

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