“education” は、もともと “educe” が語源で、可能性を引き出すという意味ですが、「教育」と訳されたことで本来の意味から離れてしまいました。
YCCカレッジで行うのは「発育」です。「教育」 は授ける側に力点が置かれているのに対して、「発育」 は学び手が主体です。人が本来持っている自ら育とうとする潜在的な意思・能力の発育、自発的に考え、それをはぐくむことができる場所。それがYCCカレッジです。
「安定した職業生活を営むために大切な事項のイメージ」
独立行政法人 高齢・障害・求職者支援機構 就業支援ハンドブックより
私達の生活は、どの状況においても、自分以外の人とのコミュニケーションから成り立っています。家の中では家族とのコミュニケーション、仕事をする上でも、職場でのコミュニケーションが求められます。YCCカレッジでは社会生活をしていく上で必要となるコミュニケーション力を育てることに力点をおいています。
自分の気持ちや状態を表出する。
相手に伝わりやすい表現。(音声言語のみならず、絵、ジェスチャー)
情報を受け取り、理解する。(しようとする)
受信に困難な場合が生じても、発信を繰り返すことで修正される。
時間 | 10:00 ~ 16:00 |
曜日 | 月曜日 ~ 土曜日 |
23日出席 31日(1月、3月、5月、7月、8月、10月、12月) 22日出席 30日(4月、6月、9月、11月) 20日出席 28日(2月) |
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休日 | 日曜日、祝日 |
全体プログラム 例
コミトレ | 個別+集団プログラム |
自分の取扱説明書を作成する過程で自己を知り、客観性を身につける
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ワークショップ | 実践プログラム |
ロールプレイを通して他人の表情を理解したり、様々な場面の疑似体験をすることで他者理解を深める
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生活理科等 | 学習プログラム |
生活経験機会を重点的に提供し、生活力向上を目指します
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21歳 個別プログラム 例
SST | プログラム |
臨床心理士による人との距離感や、秘密について等
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小説創作 | 実践プログラム |
視覚過敏、聴覚過敏から見える、聞こえるものから創造して小説を書く
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情報 |
学習プログラム |
苦手分野を中心に、漢字、算数(割り算)ソフトを活用
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時間 | 9:30 ~ 17:00 |
曜日 | 月曜日 ~ 土曜日 |
23日出勤 31日(1月、3月、5月、7月、8月、10月、12月) 22日出勤 30日(4月、6月、9月、11月) 20日出勤 28日(2月) |
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休日 |
日曜日、祝日 |
定員 | 10名 |
室内作業を、3人1組で対応して行きます。
定員 | 10名 |
調理作業
加工品・ビザ生地作成等と個人特性に合わせて作業を行っております。
YCCカレッジとは、自立訓練(生活訓練)事業および就労継続支援事業を活用し、生きる力をはぐくむための学びの場です。18歳以上で主に神経発達症の方を対象としています。
自立と聞くと、どうしても人に頼らず生きて行く為の訓練のように聞こえますが、どんな人も一人では生きていけません。人と一緒に生きていく上で、主体的にコミュニケーションを取る為にどうして行けば良いかを一緒に考え、一緒に働く経験(体験)、楽しむ経験を通して成長していこうとする場がYCCカレッジです。
大学のような形で、自立訓練の2年間を1回生、2回生とし、就労継続支援B型では
(3回生~)2年~6年位で、就労移行を行います。(希望により応相談)