小児神経専門医として日々こどもたちと向き合っています。来院したこどもたちを医師として診断し、治療方針を立てることから始まり、長い年月をかけてこどもと家族のサポートを続けていきます。
医師になって40年がたち、小児科医として初めに診察したこどもたちはすっかり大人になりました。
神経発達症のこどもたちが育っていくためには医療的アプローチだけでなく、教育的なかかわりがとても大切です。
大人になったときに、子どもたちにどうなって欲しいかを考えることが大切です。
幸せになって欲しいということだけを考えて子育てをすれば間違いはないです。
そのためには個性をのばして、ほめて育てることが大切です。
SSTの教室を始めてから10年が過ぎました。
YCCこども教育研究所では応用行動分析学と認知行動理論等に基づくかかわりをこどもたちだけでなくご両親にも学んでいただき、ともにサポートしていくということを行っています。
支援の方法はかぎりなくあります。
ひとりひとりが成功体験を重ね、自尊心を伸ばしていけるよう粘り強い支援を続けていきます。
YCCこども教育研究所では、SSTを行うYCCきらきらとYCCそよそよの運営をおこなっています。
YCCきらきら、YCCそよそよに続いて2016年に誕生したYCCもこもこは学習支援特化型放課後等デイサービスの事業所です。
授業がわからなくてつらい思いをしているこどもたちの自尊心はいつも傷だらけです。
個々の特性を見極め、丁寧に指導することで、こどもたちはとても多くのことを理解することができます。
ゆっくりと成長するこどもたちも、わかる方法で学習に取り組むことでみずから自発性を育んでいきます。
幼かったこどもたちもおとなになり、やがて自分の足で人生を歩みだします。
YCCカレッジは神経発達症の特性を持ちながら、自分を生かし、豊かな人生を歩もうとする人のための学びの場です。
専門医療機関との連携を深め、より特性に合ったサポートを行っていきます。
YCCの名前の由来 「安原こどもクリニック」
安原こどもクリニックは日本全国から5,000人を超える神経発達症(発達障害)の患者さんが通う小児神経科です。
院長の安原昭博ドクターは、発達障害に関わる医療・福祉・教育関係者の中では、知らない人がいない発達障害の研究と臨床の第一人者です。