スタディング司法書士講座の評判や口コミを徹底解説

スタディング司法書士講座の評判や口コミは、「コスパ重視で効率よく学びたい人」に特に好まれている一方で、「質問対応や情報量の少なさ」に対する注意点も挙げられています。

以下に、実際の受講者の声や特徴をもとにメリット・デメリットを整理してご紹介します。

 

スタディング司法書士講座の評判と口コミ

スタディング司法書士講座の良い口コミ、悪い口コミ、評判などを見ていきましょう。

良い口コミ・評判

1. 圧倒的に安い受講料(5〜10万円台)

  • 他社(TACやLEC等)が30〜40万円台のところ、スタディングは5万円前後から始められ、「とにかく費用を抑えたい人」に人気。
  • 合格に必要なインプット・アウトプット教材、過去問、暗記ツールなどがすべてオンラインで揃っており「ムダがない」という声も多数。

通学型の3分の1以下でこの内容はすごい

「過去問・雛形・音声学習も完備してる」

やはりコスパの良さは大きな特徴であり、特に通学型の他社サービスと比べると圧倒的な安さで十分な学習ツールが用意されているのは人気の理由と言えそうです。

2. スマホ・タブレットでどこでも学習可

  • 10〜20分単位の講義がスマホでも視聴可能。通勤や育児中など“スキマ時間”を最大活用できる。
  • 倍速再生や復習フラグ、マイノート機能など、受講者の管理ストレスを減らす工夫が豊富。

電車の中で1テーマ進めて、昼休みに問題を解くスタイルが合っていた

アプリが軽くて使いやすいのも地味に大きい

一番大きな特徴はスマホで完結できてしまうところでしょう。

講義も短い時間で区切られているので、隙間時間を有効活用したい方に向いてます。

倍速視聴で時間短縮できたり、マイノートで気になったところをメモしておいたり、スマートに学習を進められるのは現代ならではのスタイルですね。

3. 要点が絞られていて分かりやすい

  • 長年司法書士試験の指導に携わる山田斉明講師が全講義を担当。
  • 図解・例え話・条文の要点整理が的確で、「話が入ってきやすい」との声が多い。

六法をいきなり開いてもわからなかったが、講義を通すことでスッと読めるようになった

講師の説明の分かりやすさも好評ですね。

六法読んで初見で理解できる人間はいないです。

的確な要点整理は法律を学ぶ上で非常に有り難いですね。

注意点・悪い口コミ

1. 質問対応がない or 有料

  • Q&A機能が基本的に付属しておらず、わからない点は自分で調べる必要がある。
  • 学習の「壁」にぶつかった時のフォロー体制に不安を感じたという声も。

難しい論点に出会ったときに、誰にも相談できないのがつらい

誤解を招きそうなので情報を捕捉しますが、質問はできます。

ただし、チケット制になっていて、有料で質問ができるようになっています。

他の受講生が過去にした質問はQ&Aサイトで見れるので、そこは参考になると思います。

2. テキストの情報がややコンパクト

  • スマホで読めるように設計されているため、紙の教材より情報量が少なめ。
  • 補助教材が必要と感じる人も。

理解しやすいけど、合格レベルに足るには+αの調べ学習が必要だった

冊子テキストは別料金なのも注意

こちらも誤解がありそうなので捕捉させていただくと、冊子オプションがあるので、紙のテキストが良いという方は別料金で追加することができます。

ただ、確かに内容が必要最小限過ぎる、という意見はチラホラ見かけました。

3. 合格実績は公式に詳細公表なし

  • スタディング司法書士講座の合格者数・合格率は未公表。
  • 合格者の声はあるものの、他校のように実数での安心感は乏しい。

確かに司法書士講座は合格者数が明記されてないですね。

「合格者の声」には顔写真付きのコメントがあるのでそこで信頼は担保されているかと思います。

また、司法書士試験は何年もかけて合格を勝ち取るケースもあり、その意味ではその年ごとの合格者数を出すことに足して少し抵抗がある部分もあるのかと。

【司法書士試験対策講座 比較表(2025年度対応)】

2025年度の各受験対策校との比較はこちら

項目 スタディング アガルート 伊藤塾 LEC
価格(税込) 約49,500~99,000円 約178,000~328,000円 約400,000~500,000円 約200,000~350,000円
学習スタイル オンライン特化(スマホ) オンライン+PDF+冊子 通学+オンライン 通学/通信 両対応
講義時間 約300~400時間 約400~600時間 約600~800時間 約500~700時間
テキストの特徴 WEB中心、冊子は別売り 冊子フルカラー 分厚く網羅型 科目別+別売資料多め
記述対策 記述対策講座あり 記述特化ゼミ・添削あり 記述問題重視 記述答練・個別添削あり
質問サポート 原則なし(有料追加) 回数無制限(フォーラム) 教室/オンラインで対応可 回数制限あり
講師の評価 山田斉明:実務寄りで明快 工藤北斗:熱血・丁寧 吉田一洋:安定の王道系 多数在籍、選べる講師陣
合格者実績公開 非公表 公表(例:合格率42.5%) 毎年詳細公表あり 過年度実績公表あり
スマホ学習機能 アプリ完備・問題連携 PDF+マイページ WEB中心 一部連携対応
おすすめタイプ 忙しい社会人/コスパ重視 独学+質問もしたい人 本格派・王道型志望者 バランス志向

他にも受験対策サービスを取り扱ってるところはありますが
公開されている有名どころで比較しました。

スタディングが圧倒的にコスパで勝ってますね。

簡単な総評をまとめるとこんな感じです。

講座 向いている人・特徴
スタディング コスパ重視、スマホ学習派、自己管理型の社会人に最適
アガルート 中堅価格で質問サポート+丁寧な講義。地方在住の独学者にも人気
伊藤塾 王道派。量重視で高密度な学習を求める初学者・リベンジ組向け
LEC 選べる講師・通学もできる柔軟スタイル。教材も豊富だが価格は中〜高水準

 

 

スタディング司法書士講座を活用した勉強法

スタディング司法書士講座は、「時間がない」「通学が難しい」「独学が不安」という受験生に特化したオンライン講座です。

ここでは、スタディングの特長を最大限活かし、合格をつかむための【戦略的な勉強法】を段階別に詳しく解説します。

スタディング司法書士講座を活用した勉強法【全体像】

期間 学習目標 メイン教材
0〜3か月目 基礎理解と全体像の把握 基本講座+スマート問題集
4〜7か月目 理解の深化・過去問演習の開始 過去問講座+要点まとめ講座
8〜10か月目 記述式対策と出題形式への慣れ 記述対策講座+問題演習
11〜本試験 総仕上げ+模試+暗記の追い込み 模試・雛形暗記・六法音声

これはあくまで目安であり、お仕事の都合や突発的な出来事で学習スケジュールがずれることもあるかと思います。

インプットはサクサクと進めていき、隙間時間を貪欲に活用してアウトプットをしていくことが合格に近づくかと思われます。

ステップ1:インプット期(0〜3か月目)

【目的】

  • 民法・不動産登記法を中心に、試験範囲の全体像を把握
  • 条文の流れ・目的・構造を理解

まずは全体像を押さえないと、どの部分を勉強しているかが分からず、たの条文とのつながりも見えてきません。

始めは枝葉の部分にこだわらず、全体をザックリと確認することが大切になります。

【活用法】

  • 毎日1テーマ(講義15〜20分+問題演習)でOK
  • スマート問題集で「間違えた問題だけ復習」機能を活用
  • マイノート機能で不明点や用語をまとめる

スタディングの特徴の一つとして細切れされた講義を隙間時間に受講できる環境が挙げられます。

15~20分くらいなら電車の中とか、何かの待ち時間で勉強できるかと思います。

スマート問題集であなたに必要な問題を集中的に解くことで理解と定着の精度を上げましょう。

あとで振り返ることができるようにマイノートに気になったことをまとめておくことが、あとあと復習の効率化に繋がります。

【ポイント】

  • 「完璧を目指さず、とにかく前へ」進む
  • 講義は倍速視聴(1.5~2.0倍)で時短

学習した内容は時間の経過とともに忘れていきますので、1回1回完璧を目指すのではなく、とにかくスケジュール通り進め、復習で補強していくことが大事になってきます。

講義は倍速視聴が可能ですので積極的に活用してきましょう!

ステップ2:知識定着期(4〜7か月目)

【目的】

  • 試験形式に即した知識の定着
  • 過去問で問われやすい論点の整理

試験形式を意識することで、どこに重点をおくべきか?とかアウトプットを意識した学習ができるようになり、より効率的で実践的な可能になります。

過去の問われ方を知ることで、本試験の難しさを早期に知ることで緊張感を持って取り組めるようになります。

【活用法】

  • 過去問講座(5〜10年分)を1日1科目ペースで回す
  • 雛形暗記ツールを開始(毎日10分程度でOK)
  • 要点暗記ツールで条文・判例など暗記項目を毎日少しずつ

ここで大事なのは過去問や条文、判例などに頻繁に触れることで、難しい言い回しに慣れ、ハードルを下げることです。

各種ツールをフル活用してできるだけ毎日学習実績を積み上げていくことで、自信をつけていくことができます。

【ポイント】

  • 「解けるか」より「なぜ間違えたか」を重視し、分析ノートをつける
  • 苦手分野は講義に戻って再インプット

初めから完璧を目指さず、間違えるのが当たり前、という前提で進めていきましょう。

間違えた要因をまとめていくことが試験直前で財産になります。

ステップ3:記述対策期(8〜10か月目)

【目的】

  • 書き方の型(構文・構成)を身につける
  • 書くスピードと正確性の向上

自己流ではなかなか得点には結びつかないので、得点を狙える型を身につけるのが早いとされてます。

パターンを押さえると書くスピードや解答精度も上がっていきます。

【活用法】

  • 記述対策講座+記述演習問題集で反復訓練
  • 1日1問、時間を計って書く(20分以内目安)
  • AI採点・模範解答と比較して「差」を分析

勉強が不十分であったとしても、とにかく書いて解答を作る練習を大事にしましょう。

頭の中だけで解答を考えるのと実際に書くのとでは結構違いが出てきます。

模範解答とどこが違うのかに注意して制度を高めていきましょう。

【ポイント】

  • 解答構成メモを先に作る習慣を身につける
  • 書くより「構造」を真似る=出題パターン慣れ

闇雲に書き始めちゃうと収拾つかなくなってしまうことがあります。

簡単に要点を書きだして、身につけた解答パターン当てはめるように解答をしていく練習を繰り返すと本番でもスムーズに書けるようになると思われます。

ステップ4:仕上げ期(直前2か月)

【目的】

  • 総合力・実戦対応力の強化
  • 時間配分と得点戦略の完成

この時期では合格可能性を高めることを第一優先で考えて進めていくことが大事になってきます。

【活用法】

  • 模試(スタディング模試+市販模試でも可)で本試験想定
  • 過去問総復習(2周目・3周目)
  • 六法音声・要点音声を耳で聴きながら記憶強化

とにかく本番に近いアウトプットを繰り返して完成度を高めましょう。

【ポイント】

  • 点が取りやすい「先に正確に取る」戦術を徹底
  • 記述:択一=3:7の学習比率が目安

得点しやすいものを積極的に手を付けていくことが王道とされてます。

学習の比率はこの時期ですと3:7で択一に費やすパターンが多いですが、これはその人の学習の進捗によって調整をしていくのが良いかと思われます。

1日の学習スケジュール(社会人想定)

時間帯 内容 時間
出勤前 音声講義で復習 15分
通勤中 講義動画(倍速視聴) 30分
昼休み スマート問題集 15分
帰宅後 記述演習+ノート整理 60分
就寝前 雛形音声+暗記ツール復習 15分
合計 約2.5時間

一般的な社会人を想定したスケジュールは大体上記のようになるんじゃないかと思います。

ここからいかにプラスアルファで学習を積み重ねられるかで合格可能性を高めることにつながるのではないでしょうか。

合格者が実践したスタディング活用Tips

  • 「倍速視聴+スマート復習」機能で時短学習
  • 「マイノート」機能で用語・苦手論点を一元管理
  • 雛形や六法を耳で覚える(通勤中・入浴中活用)
  • スタディング以外の教材は必要最小限に抑える

実際に合格を勝ち取った人たちのやり方をなぞるのが合格可能性を高める上で大事かと思われます。

スタディングのツールをフル活用していることがよく分かりますね。

他の教材をやるのもアリと言えばアリですが、スタディングだけで受かってる人がいるわけですから時間に余裕がないのであれば手を広げ過ぎるのはリスクかもしれません。

 

まとめ:こんな人にスタディングは最適!

結局、どんな人がスタディングに向いているかというと

  • 時間が限られる社会人・子育て中の方
  • 通学できない or 独学に不安がある方
  • 反復学習をシステムで回したい人
  • 自分で管理しながら進めるのが得意な人

校舎に通うことが現実的に難しかったり、時間的に制約のある人は検討してみる価値があるんじゃないかと思います。

上記で取り上げたスケジュールが大体の目安となりますので、学習を開始する時期や仕事の繁忙期の調整などご検討いただければと思います。